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  • 著者山本友美
  • 出版社花乱社
  • ISBN9784905327332
  • 発行2014年6月

また「サランヘ」を歌おうね

愛は生き抜いた記録のなかでこそ光る。昭和45年、筥崎宮夏越祭の宵に友美が出会ったのは、在日韓国人二世・李卜之。周囲の反対を押し切って結婚、その後も続く根強い差別と偏見、そして帰化をめぐる葛藤。家族の中で互いに"異邦″を抱えて生きるとはどのようなことか──部落解放文学賞受賞作「父のなまえ」ほか、愛をめぐって綴られた鮮烈なる自己史。【寄稿】愛は生き抜いた記録のなかでこそ光る…金 時鐘(詩人) 山本友美さんとその作品…田島 栄(劇作家) 「国家百年の暗がり」の前で…松原新一(文芸評論家)〈特別収録〉

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