街の片隅や、路上の人々をテーマに多くの名作を遺した、ケイト・グリーナウェイ賞受賞作家チャールズ・キーピング。唯一無二の絵の表現と、鋭い洞察力、あたたかいユーモアをもって描かれた作品です。【あらすじ】古い線路のそばに6軒の家が連なる長屋がありました。そこに住んでいるのは、みんな年老いた貧しい人ばかり。ある日、みんなで買ったくじが大当たり!突然舞い降りたこの幸運に、みんなはどうしたでしょうか?※本書は『たそがれえきのひとびと』(らくだ出版 1983年)の新装新訳版です。