2001年1月1日、21世紀への幕開けの瞬間、奈良の薬師寺玄奘三蔵院伽藍では、日本画家・平山郁夫氏の手がけた『大唐西域壁画』が完成、公開されました。この壁画は、縦2メートル20センチ、横幅は49メートルにも及ぶ長大なもので、構想も含めて制作に30年以上も費やし完成された超大作です。玄奘の偉業を偲ぶこの大壁画は、玄奘の歩みを説明するだけのものではありません。平山自らが足を運んだシルクロードでのさまざまな体験や感動、思いが何層にも塗り重ねられ、描き込まれた集大成なのです。
ユーザーページを閲覧するにはFacebook認証が必要です。
一度でもログインしたことがあれば、自動的にログインをした後、ユーザページにアクセスできますが、初めての場合はFacebook認証の確認画面が表示され、了解を得たのちにアクセスできます。