ペットに何を求めるかは人それぞれ違うのだろうが、自分の要求する性能をもつ動物を選べず、チンプンカンプンな動物を選んでしまった人たちは、場合によっては自らの寿命を縮める事すらある。また自分に最もふさわしい動物を選んだとしても、動物を閉じ込めて飼育するのは正しい事なのだろうか?不思議なものでペットという名のもとで閉じ込めると、罪悪感は消え、親しみさえ感じる。本書を通じて一人でも多く、動物たちの飼育を楽しみながら動物界を守ってくれる人が増える事が今の著者の望みだ。