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  • 著者叶紙器
  • 出版社光文社
  • ISBN9784334765330
  • 発行2013年2月

伽羅の橋

介護老人保健施設の職員・四条典座は、転所してきた認知症の老女・安土マサヲの凄惨な過去に驚く。太平洋戦争の末期、マサヲは自分の子ども二人と夫を殺したというのだ。事件の話は施設内で知られ、殺人者は退所させるべきだという議論になる。だが、マサヲが家族を殺したと思えない典座は彼女の無実を確信、"冤罪"を晴らすために奔走するが-。第2回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。

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