「わたしたちがふだん、この星と接しているのは、靴底でだけです。」ーーいしいしんじ「靴みがきの目」より個性豊かな5名の著者が、「靴」をテーマにお話を繰り広げます。それぞれの視点が光る、小説やエッセイがギュッと一冊に。巻末には、著者に聞く「靴にまつわるQ&A」も収録。いしいしんじ「靴みがきの目」大竹昭子「ひとつも捨てない」近藤良平「いっぽの旅」千葉聡「忘れ靴クラブ」広瀬裕子「あたらしい靴」