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  • 著者雲田はるこ
  • 出版社講談社
  • ISBN9784063805543
  • 発行2011年12月

昭和元禄落語心中 2

"満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。 
娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。 
昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が
忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。 
弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?
昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!
惚れ抜く八雲師匠の芸だが,オイラにゃできねぇ、気づき始めたこの与太郎。小夏の父ちゃん・亡き助六のすげぇ落語に取りつかれ、迎えた師匠の独演会、やっちゃいけねぇヘマをした。破門と言われた与太郎と、与太をかばう小夏の二人に、師匠が語る約束の噺たぁ……!? 与太郎放浪篇から八雲と助六篇へ。「長ぇ夜になりそうだ――」"

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