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  • 著者谷田大輔
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062186759
  • 発行2013年11月

タニタはこうして世界一になった / 「タニタの社員食堂」誕生秘話を交えて

低迷する業績、赤字への転落。社員をリストラせざるを得ない状況にまで追い込まれていたタニタの経営を任された著者が掲げた目標は「ヘルスメーター売り上げ世界一」。独自の「コンセプト経営」と「健康への思い」はやがて実を結び、思わぬ副産物を生むことに。社員食堂の生みの親である著者の半生や創業からの会社の歴史を振り返りながら、タニタを世界一に導いた男の「経営論」と、大切に守り続けてきた「健康への思い」を綴る。
シリーズ累計500万部突破のベストセラー『体脂肪計タニタの社員食堂』と、それに続く「丸の内タニタ食堂」のヒットで世間の脚光を浴びるタニタ。
実は、この社員食堂でダイエットを意識したメニューを社員向けに出すようになったのは十数年も前、1999年のことだった。食堂の生みの親、同社前社長の著者が経営指揮を執るようになった1980年代前半は、まさに会社は存亡の危機を迎えていた。低迷する業績、赤字への転落。社員をリストラせざるを得ない状況にまで追い込まれていた。
そんな中、社員数百人規模、日本の一中小企業にすぎなかったタニタを経営する著者が掲げた目標は、なんと「ヘルスメーター売り上げ世界一」を達成すること。
これまでの「体重計」を売るビジネスから、「体重」をはかるビジネス、そして「健康」を提供するビジネスへ。経営コンセプトを柔軟に変えながらも、「健康への深い思い」を頑ななまでに守りづづける。そして達成した「世界一」の座と、「思い」の副産物であり結晶ともいえる「社員食堂」。
本書では、著者の半生や創業からの会社の歴史を振り返りながら、タニタがここに至るまでの軌跡を紹介し、タニタを世界一の企業に導いた「コンセプト経営」と「健康への思い」を綴ります。

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