• Author片山恭一
  • Publisher小学館
  • ISBN9784094080971
  • Publish Date2006年8月

世界の中心で、愛をさけぶ

「ぼくにとってアキのいない世界はまったくの未知で、そんなものが存在するのかどうかさえわからないんだ」「大丈夫よ。わたしがいなくなっても世界はありつづけるわ」朔太郎とアキが出会ったのは、中学2年生の時。落ち葉の匂いのファーストキス、無人島でのふたりきりの一夜、そしてアキの発病、入院。日に日に弱っていくアキをただ見守るしかない朔太郎は、彼女の17歳の誕生日に、アキが修学旅行で行けなかったオーストラリアへ一緒に行こうと決意するが-。好きな人を失うことは、なぜ辛いのか。321万部空前のベストセラー、待望の文庫化。

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