知の冒険者たちの思想と人間ドラマを説く 『現代思想の冒険者たち』に待望の軽装版が登場!
思想の地下水脈、構造主義の軌跡
野生の思考、神話論の誕生
レヴィ=ストロース自身の定義によれば、「≪構造≫とは、要素と要素間の関係とからなる全体であって、この関係は一連の変形過程を通じて不変の特性を保持する」。具体例で言いかえれば、たとえば人間の顔は、現存する人の数と同じだけ多様な変化をみせながら、目・鼻・耳・口などの要素間の関係としては常に「顔」でありつづける。その事実こそ、≪構造≫の端的な例と言えるだろう。(本文序章・第二章などを参照)。
付・著作ダイジェスト、キーワード解説
現代思想の二重遭難者たち――いしいひさいち