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  • 著者京極夏彦
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062763721
  • 発行2009年6月

邪魅の雫 上 分冊文庫版

貴女は私に一滴の雫を呉れただけだ。そして貴女が私に呉れた一滴の雫は、私をすっかり吸い込んでしまった。
京極夏彦分冊文庫シリーズ
「邪悪な陰謀が陰で渦巻いてるかもしれん」。榎木津の縁談が先方から悉(ことごと)く断られる。その理由を、榎木津の従兄にあたる今出川の命令で、益田は調べ始める。その頃、小松川署勤務の青木文蔵は、江戸川、大磯で発生した毒殺事件の関連を調査していた。そして、被害者の1人が榎木津の縁談相手の妹だったと判明する。

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