ウェーブレットの工学的応用を目指す学生および画像処理/信号処理に携わっている技術者・研究者がウェーブレットの基本をマスターし、自在に活用できるようになることを目的に書かれている。特にウェーブレットと既存の手法(FFT、DCTなど)との対比をC言語とMATLABによるプログラム例を交えて記述し、ツールとしてのウェーブレットをより理解しやすくしている。 また、本書では従来の成書では見られなかった、非直交ウェーブレットの応用例を掲載している。