アマルフィ

大ヒット映画『アマルフィ 女神の報酬』原作
アマルフィとヴァチカンがつながる時、世界が震え上がる。
周到に計画された少女誘拐には、とてつもない目的があった。
日伊共同開発事業の調印式でローマ入りする外務大臣を警護せよ。特命を受けた外交官・黒田康作が在イタリア日本大使館に着任早々、大使館に火炎瓶が投げ込まれた。そんな折、母親と観光に訪れた日本人の少女が誘拐され、黒田は母親とともにアマルフィへ向かう。周到に計画を遂行する犯人の真の狙いとは？
※本書は、2010年11月に講談社ノベルスより刊行された『アマルフィ』に「外交官シリーズ」というサブタイトルを付けたものです。