日本のジャズ発展に多大な貢献をしたグラフィックデザイナーでジャズ評論家でもあった野口久光によるジャズ評論集。往年のミュージシャンと実際に交流した著者ならではの切り口で、ジャズメンたちの生の姿が描かれる。50年代を中心に著者が映画雑誌などに寄稿した評論や、来日したジャズ・ジャイアントたちを取材した記録、写真などに加え、レコードジャッケットやパンフレットなど約200点に及ぶ自身のグラッフィックアートの数々も収載。