「人殺しが裁かれないのでは物語に決着がつきません。これでは」「決着なんかないわ」「足りなかったんだ」。刑事・橡(くぬぎ)は連続殺人の被害者にある共通点を見出す。葉月は現実に脚を踏み出し、自然の手触りと匂いを知る。やがて明かされる橡の親友の末路と、カウンセラー・不破の母が死を選んだ理由。そして狼は言う。「人を殺すのは――良くないことですね」。百鬼夜行シリーズにも連なる驚愕の結末。
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