朝鮮木造建築の歴史を解明するため、小屋組の形式をパターンとして比較検討する。高麗から李朝にかけて現存する約二〇〇棟の中から代表的な一〇五棟を選び、小屋組の技術の推移を、中国からの影響、日本との比較など多様な視点から詳細に分析する。