農夫、不動産屋、神父、柔道指導者-。様々な生業を通じて諸国に深く根を下ろす9人の日本人たち。似て非なる風土のなか、苦闘する日々の体験に新世紀を見通す鍵が潜んでいた。大宅壮一ノンフィクション賞受賞第一作。