インターネットの登場によって、「あらゆるデータがデジタル化され、ネットワーク上を駆け巡る」社会が到来した。それにともない、著作権、プライバシーの浸害がこれまで以上に容易になされるようになり、現実に被害も拡大している。本書はコンピュータソフトウェアなどデジタル著作物の権利保護の仕事をしている著者の体験と知識をもとに、情報モラルの確立の必要性を訴えるものである。