新聞、テレビからブログ、twitterへ――
『2011年 新聞・テレビ消滅』の著者・佐々木俊尚が明かす「メディアの興亡」最前線!
総選挙分析、八ッ場ダム、記者クラブ開放、亀井徳政令、そして小沢一郎の政治資金
問題――。新政権報道で、浅はかな論考しか流せないマスコミに対し、ロジカルでリ
アルな議論を展開するネットメディア。今後、報道や言論の役割を担うのは、新聞や
テレビではなくブログやtwitterだ!!
【目次】
はじめに
第一章 政権交代が起きた深層
第二章 民意は民主党を選んだのか
第三章 記者クラブ開放をめぐる攻防
第四章 マスコミが決して語らない論点――八ッ場ダム、脱官僚、亀井徳政令――
第五章 先鋭化するネット右翼―外国人参政権への抗議デモ――
第六章 電子民主主義の未来
終章 「小沢vs.検察」報道にみるマスコミの限界
【著者メッセージ】
「政権交代が大きなきっかけとなって、古い社会体制(アンシャンレジーム)ととも
に最強権力だったマスコミはついに崩壊し始めています。毎日垂れ流されるひどい報
道、くだらない番組、的外れな批判。これらは実のところマスコミの断末魔以外の何
ものでもありません。そして一方で真っ当なメディアとして台頭してきたブログやツ
イッター。こんなメディア大転換を目の前で見ることができるなんて、なんというス
リリングな体験でしょうか」