• Author伊集院静
  • Publisher小学館
  • ISBN9784094084580
  • Publish Date2010年2月

美の旅人 スペイン編 3

巨匠ミロを辿る「美の旅人スペイン編」シリーズ完結編
スペイン絵画を巡る旅の最後は伊集院氏が最も楽しみにしていた巨匠ジョアン・ミロが登場する。「創作は大地から生まれるものだ」と明言するミロは故郷タラゴナと晩年を過ごしたマヨルカ島で何を感じたのか。カタルーニャの空と大地、太陽と星、その地に生きる人々に創作の根幹を見る。さらにピカソやヘミングウェイとの交流、内乱や大戦の惨禍を経て、徐々に象徴化・抽象化していく作品群に触れながら90年の生涯を通じて、探し続け、求め続けたひとりの画家の真実に迫る。読んで旅するビジュアル読本のオールカラー文庫化、スペイン編がついに完結。
【編集担当からのおすすめ情報】
これまでミロを知らなかった人から、ミロ大好きという人まで、幅広い方におすすめです。作家の洞察力に富んだ文章とオールカラーで見せる50点近い絵画作品と写真でミロの魅力に完全に取り込まれていきます。美術書としては、価格的にもリーズナブルで、しかもポータブル。この本を手にすると、自分にとっての「一枚の絵画」に出会うために、スペインを旅してみたくなること間違いなしです。

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