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  • 著者重松清
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062777377
  • 発行2014年1月

あすなろ三三七拍子 上

藤巻大介、四十五歳、総務課長。ワンマン社長直命の出向先は「あすなろ大学応援団」!? 団員ゼロで廃部寸前の『団』を救うため、大介は特注の襟高学ランに袖を通す決意をする。妻と娘は呆れるが、社長の涙とクビの脅しに、返事は「押忍!」しかありえない。同い歳のOBにシゴかれて、学ラン姿は街中の笑いもの。しかし『団』を復活させなければ、会社に彼の席はない。団旗を掲げ太鼓を叩き、オヤジ団長・大介、全力疾走!
「学ランの襟がなんでこんなに高いか知ってるか?
 うつむかないようにするためだ」
藤巻大介、四十五歳、総務課長。ワンマン社長直命の出向先は「あすなろ大学応援団」!?
団員ゼロで廃部寸前の『団』を救うため、大介は特注の襟高学ランに袖を通す決意をする。妻と娘は呆れるが、社長の涙とクビの脅しに、返事は「押忍!」しかありえない。同い歳のOBにシゴかれて、学ラン姿は街中の笑いもの。しかし『団』の最小構成人数、三名を集めないうちは、会社に俺の席はない。
団旗を掲げ太鼓を叩き、オヤジ団長・大介の奮闘が始まった!
思い通りにならない人生を、本気で応援する男の物語!

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