「できるだけ安い物の中から良い物を探したい。つまり金で解決ではなくて、自分の眼力で勝負したい」(本文より)。書画骨董だけでなく、たとえば笑顔にも本物とニセ物がある。「ワケあり」の男女を見抜くのも、一瞬の目利きだ。人に本来備わった直感力を磨き、眼力を養うためのフィールドワーク。目利きの達人、白洲正子氏との対談「目玉論」を収録。