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  • 著者青野典子 山田真(小児科医)
  • 出版社ジャパンマシニスト社
  • ISBN9784880499178
  • 発行2017年10月

予防接種は迷って、悩んでもいいんだよ。

時代背景・社会の変化・親子の事情で ワクチンを選びたいとき ・予防接種の基本の「き」

◇A型肝炎 食中毒のような症状の病気。症状が出ないことも多いです(山田) 副作用は少ないけれど、病気も少ない(青野) ◇BCG 全員に接種する必要のあるワクチンではありません(山田) 新たなこどもの結核は、三〇県では、年に〇~一人(青野) ・コラム・予防接種を打たないことは、「迷惑」?(山田) ◇B型肝炎 まあ、いらないと思います(山田) いま使われている輸入ワクチンは、どちらかというと、大人にきく型(青野) ◇MR(はしか〔麻しん〕・風しん) 長びく病気に、親がつきあえる余裕がなかなかないから……、〇かなあ?(山田) ただ、一生涯免疫が続くわけではないんです(青野) ◇インフルエンザ ワクチンもタミフルも、ぼくはほとんど使いません(山田) 微量といわれますが、ワクチンには添加物も(青野) ◇おたふくかぜ 気になるのは、おたふくからの難聴。△くらいかな(山田) 無菌性髄膜炎の副反応報告は減りましたが(青野) ◇子宮頸がん(HPV) これはいったん中止すべき(山田) 新型インフルエンザワクチンの返品と入れかわりに……?(青野) ◇日本脳炎 こどもの発症者は、ほとんどいない病気(山田) ADEMなどの副作用のほうが問題です(青野) ◇ヒブ、肺炎球菌 ぼくは、こわくて孫には打てません(山田) いまも接種後の死亡例は報告されつづけています(青野) ◇水ぼうそう(水痘) 重い病気をもつこどものために受けざるをえないことも(山田) こどものころにかかってしまえば、しめたもの(青野) ・コラム・病気や障害があるこどもの予防接種(山田) ◇四種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ) まあ、〇。不活化ワクチンは何年もつのかわからないけど……(山田) 接種回数や打つ時期の決められ方はいいかげん(青野) ◇ロタ 日本の医療状況では、必要ないでしょう(山田) 副作用に、腸重積症があります(青野)

接種をしようと」と決めたときも ①同時接種、なにが問題?(青野) ②「〇歳から接種」のリスク(青野) ③副作用の因果関係は証明できない(山田) ④免疫システムの危機(山田) ⑤常在菌を殺していいのか――肺炎球菌ワクチンを例に(青野) ⑥いびつな制度とメーカーの思惑(山田・青野)

エピローグ みんなで考えていきたいこと(青野) 受けない選択の自由を(山田) ほんとうは、いちばん大事なのは自然治癒力(山田)

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