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  • 著者かざま鋭二 坂田信弘
  • 出版社小学館
  • ISBN9784091803887
  • 発行2006年5月

風の大地 41

▼第1話/南部の夜▼第2話/戦友を想う▼第3話/その日の朝に▼第4話/マグノリアの樹▼第5話/善玉対悪玉▼第6話/狙いどころ▼第7話/猪突の男▼第8話/絶対の武器▼第9話/神の技
●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼カントリークラブの研修生)、石倉(鹿沼カントリークラブに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)、オールド・ジョー(マスターズで沖田と共に出場している黒人の老キャディ)、ブラッド・オーウェン(南アフリカ出身の怪物アマ。双子の兄)、クレッグ・オーウェン(ブラッドの双子の弟。飛距離は世界一?)
●あらすじ/オーガスタの黒人キャディたちが集まる一軒の古びたバー。そこには、言葉少なに喜びを噛みしめる沖田のキャディ、オールド・ジョーの姿があった。沖田によって長年の念願であった最終組のキャディが現実のものとなった今、ジョーの脳裏には、キャディを引退する契機となった10年前のある出来事が浮かんでいて…(第1話)。▼マスターズ最終日前夜。笠崎と杉山は、経営する会社の倒産という苦境に立たされている石倉のことを話していた。長年の付き合いがある笠崎は、石倉のことを「戦友」だと熱く語る。また、麗子と木曽記者も、重要な決戦を控えている沖田には、石倉のことが伝わらないようにと考えていたのだが…!?(第2話)
●本巻の特徴/マスターズ最終日、最終組でプレーすることになった沖田。石倉や老キャディのジョー、恋人の麗子など、沖田を囲む人々は勝利を信じて見守り続ける。しかしそこには、オーウェン兄弟という高く厚い壁が立ちはだかり…。

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