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  • Authorかざま鋭二 坂田信弘
  • Publisher小学館
  • ISBN9784091865397
  • Publish Date2005年9月

風の大地 39

ゴルフに全てを賭けた男・沖田圭介の青春を叙情豊かに綴った物語
▼第1話/二本のドライバー▼第2話/潰しの天才▼第3話/優先順位▼第4話/カアちゃん▼第5話/悲しい空▼第6話/炎と氷▼第7話/信じる力▼第8話/確信のスウィング▼第9話/世界最強の遺伝子●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼カントリークラブの研修生)、石倉(鹿沼カントリークラブに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)●あらすじ/皆が寝静まった沖田の宿舎。窓から漏れる明かりの中、薄暗いベランダでクラブヘッドの加工に没頭しているのは杉山健三。沖田からの難しい注文を実現させるために繊細な作業に集中する姿は、まさに“職人”である。そして、夜を徹したその作業も無事に終わりを告げ、迎えたマスターズ3日目の朝。そこには、ひと時の安らぎの中で将来を語り合う沖田と麗子の姿があった…(第1話)。▼マスターズ3日目。1番ティに姿を現すと同時に、オーガスタのパトロンたちから拍手と歓声に包まれた沖田。「1番ティで歓声を受けるようになれば一流、18番グリーンで歓声を受けるようになれば超一流」という通説どおり、この歓声は沖田のゴルフが世界に認知されたことを意味していた。しかし、その中にあっても平常心を失わない沖田は、「石倉さんの様子が気になるので宿舎に電話をしてみて欲しい」と麗子に告げて…(第2話)。●本巻の特徴/いよいよマスターズ3日目を迎えた沖田。世界一とも噂される飛距離を武器にする怪物クレッグ・オーウェンを相手に、決勝ラウンドを勝ち残れるのか!?

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