この25年の間に目まぐるしい変化を遂げていった、建築をめぐるさまざまな状況を、建築家・磯崎新と批評家・多木浩二が徹底討論。1968年に出てきていたラディカル/コンサヴァティヴという問題は、まだ、全くけりがついていない。さらに国家と権力の影、資本過剰の顕在化…。それらを、もういちど整理し直す時にきている。