本書の内容は、野生の自然の復元と現在の、そして未来の教育がどのように関わるか、それぞれ執筆者の視点から学校ビオトープを考察したものである。しかし別の見方をすれば、学校ビオトープを通して見た新しい学校づくりの方法論であるということもできる。また、学校教育を越えた広い領域にも及ぶ問題をも包含するので、ビオトープに関心のある行政関係者や事業者にも活用できるものである。