大規模ソフトウェア開発に必要な個人レベルのソフトウェア工学のスキルを 身につける道案内となる書であり、学習項目には正確な計画の立て方、計画の 正確性の予測をどう立てるか、計画に対する実績の把握の仕方などが記してあり、欠陥管理法、設計やコードのレビュー方法、設計テンプレート、プロセス 分析方法などをどう使えばよいかを知ることができる。 本書の演習問題を通して、個人能力の向上はどうすればできるか、個人のプロセスの改善をするにはどうすればいいかを実践的に習得できる。 [原著: Watts S. Humphrey: A Discipline for Software Engineering、 Addison-Wesley、 1995]