「赤い鳥」以降、開花期を迎えた日本の児童文学は、昭和初期になると弾圧的な政治情勢の中で、童心文学から生活童話に変わるなど、新たに大きな変化をしていった。本巻は川端康成・吉田甲子太郎・山本有三・平塚武二・壺井栄・林芙美子など、12人の作品24編を収録。昭和初期から戦前に及ぶ傑作集です。(全3巻完結)