日本の財政危機はどのくらい深刻か、医療・介護は成長産業なのか、少子高齢化・人口減少の影響とは、待機児童問題はなぜ解決しないのか。借金日本で安心して暮らすための社会保障入門。●日本の財政危機はどのくらい深刻なのか? ●医療・介護は本当に成長産業なのか? ●待機児童問題はなぜ解決しないのか? ●世界最速ですすむ少子高齢化、人口減少の影響は? (講談社現代新書)
日本の財政危機はどのくらい深刻なのか、医療・
介護は成長産業なのか、少子高齢化・人口減少の
影響は、待機児童問題はなぜ解決しないのか、等
借金日本で安心して暮らすための社会保障入門!
【目次】
第一章 「日本の借金」はどのくらい危機的なのか?
第二章 「強い社会保障」は実現可能か?
第三章 世界最速で進む少子高齢化、人口減少のインパクト
第四章 年金改革は、第二の普天間基地問題になるか
第五章 医療保険財政の危機と医師不足問題
第六章 介護保険財政の危機と待機老人問題
第七章 待機児童問題が解決しない本当の理由
第八章 「強い社会保障」ではなく「身の丈に合った社会保障」へ
【著者紹介】
1970年生まれ。上智大学経済学部卒業後、日本銀行入行。1998年に退職後、1999年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、2000年同後期課程単位取得退学(2001年、経済学博士号取得)。大阪大学社会経済研究所助手、(社)日本経済研究センター副主任研究員、東京学芸大学准教授などを経て、現在、学習院大学経済学部教授。専門は社会保障論、医療経済学、福祉経済学。主な著書に『だまされないための年金・医療・介護入門』(東洋経済新報社、2009年、第9回・日経BP・Biz Tech図書賞)、『生活保護の経済分析』(東京大学出版会、2008年、第51回・日経・経済図書文化賞)などがある。