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  • 著者小出浩之
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784000040020
  • 発行1986年9月

シニフィアンの病い

分裂病についての精神の科学の到達点を示す労作。分裂病についてこれまで何が明らかになり、これからの課題として何が残されているのか。現象学的方法の有効性と限界を明らかにし、また現代思想に大きな影響を及ぼしたJ・ラカンの分裂病理解に対する方法を辿ることによって、新たな可能性を探る。言語問題の考察を媒介に、人間にとっての分裂病の意味を問う。「ラカン以後」をも射程に収める必読の精神分裂病論。

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