• Author寺前典子
  • Publisher晃洋書房
  • ISBN9784771029439
  • Publish Date2018年2月

リズム(身体感覚)からの逃走 / 音楽の現象学的・歴史社会学的研究

本書は、音楽コミュニケーションが近代的な様相を呈するまでの過程を、現象学的・歴史社会学的に論じている。議論を展開するにあたり、アルフレッド・シュッツの現象学的社会学、エトムント・フッサールの現象学、マックス・ウェーバーの音楽合理化論の視点に依拠し、モーリス・アルヴァックスの集合的記憶論、真木悠介やアンソニー・ギデンズの時間意識の変容に関する思考も、議論の支柱のひとつとした。数々の楽曲によって議論を具体的なものとしている。

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