バブルの80年代を通して、"活字の鉄人"橋本治が時代に向けて放った批評的エッセイ・短文をテーマ別に集体成したシリーズ。その第一巻は「女性論」。ただ一人、女性の内実に踏み入って女性を論じてきた著者が、"女の現在"を正確に描出し、さまざまに浮上する女性に関する問題をとりあげて鋭く掘り下げる。