• Author梁慶一 尹仁完
  • Publisher小学館
  • ISBN9784091570604
  • Publish Date2006年7月

新暗行御史 第14巻

▼第20話/根深き樹(11~15)
●主な登場人物/文秀(ムンス。世の悪を一掃し、弱者を助ける暗行御史。幽幻兵士[ファントム・ソルジャー]を操る3馬牌[まはい]を持つ。謎の呪いに身体を蝕まれている)●あらすじ/“曼陀羅華の鍼”に導かれた文秀の意識は、いまだ過去をさまよい続けていた。その意識の中で、反乱の主導者として聚慎から追われる身となった文秀は、真相を知るべく密かに帰国。再会した元述から、「醜きものすべてを抹消せよ」と貧しき民を虐殺し始めた国王・解慕漱の変貌ぶりを聞かされることになる。阿志泰を介して解慕漱との面談を画策する文秀だったが、なんと元述には阿志泰に関する記憶が全くなくなっていて…!?(第20話・11)
●本巻の特徴/阿志泰の手中に堕ちた聚慎で、解慕漱と再会した文秀。そこで告げられた恐るべき事実が、文秀を奈落の底へと突き落とす。桂月香と解慕漱の死の真相が明らかになる一方、文秀を救おうとする弥土たちのもとには、阿志泰の僕となった山道の襲撃が…!!
●その他の登場人物/阿志泰(アジテ。文秀の仇敵。聚慎が滅んだ原因を作った人物とされているが、真相はいまだ謎のまま)、元述(ウォンスル。かつては聚慎のエリート剣士部隊「花郎」に所属していた最強の剣士)、解慕漱(ヘモス。聚慎の国王。文秀の幼なじみでもある)、桂月香(ケウォルヒャン。かつて文秀が愛した女性。幼少時から重病を患っている)、山道(サンド。亡き恋人の遺志を継ぎ、暗行御史の護衛となった女性闘士。本名は春香[チュンヒャン])、房子(バンジャ。他の御史の従者だったが死別。旅先で文秀と出会い、お供を願い出た少年。自称・大魔法使い)、弥土(ミト。聚慎の魔法戦隊長を40年勤め上げた大魔法師であり、馬牌の生みの親。現在は山奥で隠遁生活を送っている)

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