『ヒストリエ』『寄生獣』の岩明均、熟読!!「とても緻密で丁寧で、静かでしなやかで乱暴で激烈。」永遠の6時59分――森羅万象が止まった世界・止界(しかい)。その中で自意識を保てなかった人間は、止界の守護神「神ノ離忍(カヌリニ)」となる。それは神の名を持ちながら、あまりに禍々しき姿の者――。神ノ離忍の力に順応し、異様さを増す佐河。その一撃に倒れた飛野は、“異形の者”へと変貌した。新たな神ノ離忍が蠢く時、止界に生じた“歪み”が顕現する。そして佑河家では、ある人物もまた、特殊な能力を獲得した――。