著者は、不登校の子どもたちを把握するための「子ども像4タイプ」の研究(東京都立多摩教育研究所)と、「不登校生徒の追跡調査」(文部科学省)という、最近の不登校問題を考える上でメルクマールとなる2つの調査研究に携わりました。本書は、その2つの調査研究をベースに、どうしたら不登校の予防が可能になるか、そして教師は不登校の子どもをどのように援助できるかを、具体的にまとめたものです。