近くの書店で在庫を調べる
  • 著者相原由花
  • 出版社BABジャパン
  • ISBN9784862203731
  • 発行2008年9月

臨床アロマセラピストになる / 香りとタッチングで患者を癒す

誰にでも人を癒す力があります

「患者さんの回復は、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、薬剤師、栄養士との連携の賜です。その中で臨床アロマセラピストは『泣ける場所』をつくり、『不安からの解放』を手伝い、もう一度生きようと思ってもらえるよう『支え』になることが仕事なのです」(本文より)

「先生、怒らんと聞いてな。アロマセラピーをするって聞いたときは、はっきりいって期待していなかったんですよ。こんなにいいものって知らんかったから。今は、何でか分からんけど、僕も女房も優しくなったっていうか、すべてのものに感謝できるようになったんですよ。不思議やわ。これからの人生大事にしていきますわ」。そう言って、Sさんは坊主頭の横に力強くピースサインを出して、車椅子で病室に戻っていかれました。 (本文より:30代男性・がん患者の言葉)

CONTENTS

第1章 ナラティブ(語ること)の大切さについて

第2章 臨床アロマセラピストってどんな仕事?

第3章 私が臨床アロマセラピストになるまで

第4章 さまざまな患者さんとの関わり   患者さんとの関わり1 ~心療内科・慢性疼痛~   患者さんとの関わり2 ~心療内科・パニック障害~   患者さんとの関わり3 ~心療内科・摂食障害~   患者さんとの関わり4 ~婦人科・不妊症~   患者さんとの関わり5 ~緩和ケア科・がん~

第5章 臨床アロマセラピストに期待されること

第6章 これからの臨床アロマセラピストたちへ

>> 続きを表示