他人と同居(シェアハウジング)、同性カップル(レズビアン、ゲイ家族)、子連れ再婚(ステップファミリー)など先進諸国で認知されつつある多様な家族から、共同生活がうまくいく条件を探ります。愛情、セックス、血のつながりは条件外、他人であってもルールを守り、ケアの権利・義務を果たせたら、それが家族に代わる人生の基盤になりうるのか?をめぐって議論を深めます。編者は大阪大学大学院教授、著者は上野千鶴子氏、岡野八代氏、山田昌弘氏ほかフェミニズム・家族論の代表的論者。