• Authorデュラン・れい子
  • Publisher講談社
  • ISBN9784062725019
  • Publish Date2008年5月

地震がくるといいながら高層ビルを建てる日本

"ヨーロッパ人が意外にとまどう日本のアタリマエ
うがいもウォシュレットもヨーロッパ人には不可解。常識が不思議に見えてくる面白さ!
『一度も植民地になったことがない日本』待望の第2作!
東京を襲う大地震の話は、久しぶりに会った友人の間でもよく出る。そのときの意見はだいたい、この2つだ。「まあ、いつか起きるかもしれないけど、あっさり死ねるならそれでいい」「苦しんで死ぬのは嫌だけど、一瞬で死ねるのならしかたない」ところが、ヨーロッパ人は違うのだ。「大地震が起こる可能性があるんだったら、なぜそんな危ない所に人を住まわせるの? せめて海から離れた所に移転すればいいじゃない」という意見は、東京をはじめとした日本に住んだり、旅行したりしたことのあるヨーロッパの友人からよく聞く。「自然に対しては逆らえない」という無常観を持っている日本人と、対照的なのがヨーロッパ人なのだ。
●地震に慣れすぎている日本人
●ウォシュレットに大笑い
●ヨーロッパもタテマエ社会
●顔を洗う父の丹前を持つ母
●本当に日本人は働いているのか?
●荷物を入れないタクシー運転手
●ヨーロッパ式カップル社会の実態
●名刺を出すのが挨拶なのか
●うがいを知らなかった夫
●You are happy,I’m happy!"

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