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  • Publisherアルティコmark編集部
  • ISBN9784065118665
  • Publish Date2018年4月

mark 09(SPRING/SUMMER 2018)

平昌オリンピックも盛況のうちに終わり、いよいよ東京で行われるオリンピック、パラリンピックに世界の注目が集まる番です。特に注目したいのはパラリンピック。なぜならパラリンピックには、カラダと技術の融合というもうひとつのテーマがあり、東京はその技術の成熟がひとつの見どころとなるタイミングだからです。
技術の進歩はわたしたちのカラダに様々な影響を及ぼします。その進化は競技によっては、パラリンピアンがオリンピアンの記録を追い越すところまできています。もしかしたら私たちは2020年の東京で、パラリンピアンがオリンピアンの100m走の記録を超えるシーンを目にするかもしれません。
こうした技術とカラダのコラボレーションは各分野で起こっています。「サイバー義体」を操作し義手義足の技術力を競う「サイバスロン」。あるいは微量血液検査に代表されるような健康技術は資本と技術が集結し、ものすごいスピードで革新が起こっている分野です。?
また、breaking2プロジェクトや、日本人100m9秒台のように純粋に肉体の限界はどこまでなのかという関心も高まっています。
こうした取り組みはトレーニング技術を革新し、私たち市民アスリートでも取り入れられる新しい理論が次々に生みだすでしょう。今号のmarkでは、こうしたカラダのミライを想像し、みなさんとシェアしたいと思います。

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