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  • 著者大越健介
  • 出版社小学館
  • ISBN9784093886239
  • 発行2018年6月

「激動の世界をゆく」大越健介取材ノート

徹底した現場主義で世界の潮流を読み解く
1989年、ベルリンの壁が崩壊して以降、世界のあらゆる垣根を取り除こうとする「グローバリズム」の波が席巻した。しかし、今、垣根が取り除かれたはずの世界で新たな「壁」があちらこちらで築かれようとしている。その「壁の正体」とは何なのか? NHKのキャスター大越健介氏が徹底した現場主義を貫き、世界各地を巡りながら綴った取材ノートをもとに壁の正体に迫る一冊。
人気番組「激動の世界をゆく」(BS1)で訪れた中から「ジョンウンは道化師か」(北朝鮮)、「せりあがる国境」(メキシコ)、「疾走する民主主義」(台湾)、「ロシアをにらむ小国の矜持」(バルト三国)、「ポピュリズムの行方」(オランダ)、「終わらない欧州危機」(スペイン・ポーランド)、「寛容のイスラム」(インドネシア)、「もったいない国」(カザフスタン)、「魂に火をともす」(日本・五輪)の全9章で構成される。
小気味よくわかりやすい文章で綴られた
【編集担当からのおすすめ情報】
●「北朝鮮編」では韓国、アメリカ、マレーシアからロシアのウラジオストクまで世界各地をめぐる大取材を敢行。他では決して読めない北朝鮮リポート。
●台湾有力者が発した「日本にはなぜ学生運動がないのだ!」の言葉、大国ロシアと対峙するバルト三国の若者たちが抱く「愛国心」など、胸に迫りくるリポート多数。
●政府の不正を正す取材の渦中に解雇されたポーランドの元公共放送局記者のインタビュー、知られざる「もったいない国」カザフスタンの素顔、イスラム教徒が多数を占めながら「JKT48」を楽しめるインドネシアなど、「現場主義」の取材だからこそ見えてくる「世界の今」が圧倒的に面白い!

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