庭を作るのが仕事の庭師のおじさん。あるとき、1枚の写真を見つけます。そこには同じく庭師だったお父さんと不思議な植物でいっぱいの庭が写っていました。それ以来、その庭のことが頭からはなれなくなってしまったおじさんですが……。同じ仕事を持つ父と息子のあいだにながれるおもいをふんわりと描きます。子どもの頃の夢への気持ちがしみこんでくるようによみがえる、じっくりよみこめる絵本。