近くの書店で在庫を調べる
  • 著者島本理生
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784163908410
  • 発行2018年5月

ファーストラヴ

夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。環菜は就職活動の最中で、その面接の帰りに凶行に及んだのだった。環菜の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか?

臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは? 「家族」という名の迷宮を描く傑作長篇。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 解錠師
  • 鴨川ホルモー
  • 楽園のカンヴァス
  • 解錠師
  • 源氏物語 巻6
  • 源氏物語 巻7
  • ある閉ざされた雪の山荘で
  • わたしの知る花
  • 仮面山荘殺人事件
  • 探偵倶楽部