パンツもはかずに、どどどっと、おうちを飛び出したかばくん。
「かばくん パンツを はきなさい!
わたしたち とっても おしりが りっぱなのよ。
おしりどろぼうに とられたら どうするの!」
ママがさけびましたが、かばくんは行ってしまいました。
そこへ、いぬ、ねこ、うさぎにまんどりるが、ぽいんぽいんのおしりをクッション、パラシュート、ぶつかってあそぶもの、それに、おしゃれなぼうしにしたいといっておいかけてきます。
「おい!かばくん おしりをとるぞ!」
かばくんは大ピンチ。そこへあらわれたのは・・・
陣崎草子がえがく、おおらかでやわらかなユーモアの世界。