季刊『Be!』は依存症・アダルトチルドレン・共依存・トラウマ・発達障害などさまざまな課題を抱えて生きる人と、援助者のための雑誌です。
◆特集 夫婦・親子のうまくいかない関係が変わる!
家族が使える かんたん「動機づけ面接」
アルコール・薬物などの依存症家族を対象に開発された
「動機づけ面接を用いた家族のためのトレーニングプログラム(MIFT)」を誌上でご紹介。
「何かあるたび、言い合いに」「話しかけても、無視される」
「何を提案しても、拒絶される」「相手がウソや言い訳ばかり」……
動機づけ面接の「お作法」を習得すると、うまくいかない関係が変わります!
【監修】岡嶋美代 高橋郁絵
●プロローグ 動機づけ面接の「お作法」
●ポイント1 ゴールを設定する
●ポイント2 「間違い指摘反射」を封印する!
●ポイント3 アドバイスしたいときは
●ポイント4 「共感」って、なんだろう
●ポイント5 ほめる・認める・ねぎらう
●ポイント6 関心の向けどころと、声かけのタイミング
《手記》40年わかりあえない夫婦だったのに、変われた!
◆インタビュー 塚本堅一さん
危険ドラッグで懲戒免職になって
三年前の冬、NHKのアナウンサーが危険ドラッグの所持で逮捕された。
その後の激しいバッシングと、消えてしまいたい思い、リハビリ・プログラムを受けての変化を語ってくださいました。
◆ゲーム障害
「承認欲求」と日本社会の構造【芳山隆一】
国際疾病分類に「ゲーム障害」を加えるかどうかをめぐり、WHOとゲーム業界との綱引きが行なわれています。
ゲームメーカーで9年間、「いかにお客をゲームに没入させるか」をテーマに仕事をしてきた立場から、現状を考察。日本社会の構造と、ゲームの構造とがあいまって依存を進行させる背景となっていることを分析します。
◆アルコール計画策定ラッシュ! その内容は?
総力調査 10のチェック解説!
昨年度までに出そろった27道府県の「アルコール健康障害対策推進計画」を編集部が徹底チェック。ほぼ満点はどこ?
◆原家族と人間関係パターン
「パワーを奪われた子ども」に何が起きる?【水澤都加佐】
暴力、面前DV、ネグレクト、偏狭な価値観、愛による支配、子どもの年齢に不相応な相談をもちかける……
こうした環境で育つことは、その後の人間関係にどう影響する?