1990年以降に建てられたレンゾ・ピアノの全プロジェクトを解説し、際立ち発展した独自のアイデンティティをもつデザインが十分に進んだ段階まできている。現在進行中の計画案を含む。本書の建築物は、写真やスケッチ画が素描で、明確かつ包括的に提示される。ピーター・ブキャナンの権威ある文章は批評的洞察に満ち、各作品の一般的重要性を描写し、その重要性をお互いに関連づけている。レンゾ・ピアノと著者との啓蒙的な会談も含まれる。