没後21年を経て、昭和天皇が甦る。ベストセラー「戦争論」の続編にして「天皇論」の前編であるばかりでなく、日本と日本人を束ね、戦後65年をゼロからやり直すよすがとなる「象徴」を描き切った、著者畢生の巨編。