〈「廻り花之式」「花寄之式」の稽古を通して、茶花の入れ方のコツを学ぼう!〉
〈ビフォー「やってしまいがちな弟子の花の入れ方」とアフター「師匠の美しい花の入れ方」を比較できます〉
茶道を学びはじめた人にとって、花を入れるという行為はハードルが高いもの。七事式や茶会の準備など、いざというときになって慌てた経験がある人も多いのでは? 本書では、「廻り花之式」の炉・風炉、「花寄之式」の炉・風炉の四パターンを通して、花の入れ方を紹介。あわせて、茶花の切り方や保存方法、花入と薄板の真行草の約束事、掛物との取り合わせまで、やさしく伝授します。「葉の数はどれくらい減らしてもいいの?」「茶花の組み合わせが、バランス悪く見えるけど……」「枝ものの使い方がわからない」──茶花の入れ方に正解はありません。ですが、コツを掴めば、きっと「さまになる」姿に一歩近づけるはず。