「かーちゃん、福岡へ行こう」。16歳の少年は、母の背中を後押しした。そして、番長から警察官に。温泉町山鹿を離れて50年。ふるさとの山河で育った熱き想いを涙と笑いで綴る。元警察署長の警察人生41年の原点がここに。