• 著者安田登(能楽師)
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784101214917
  • 発行2018年7月

身体感覚で『論語』を読みなおす。 / 古代中国の文字から

孔子が生を受けた紀元前 6 世紀、言葉は古代文字で書かれていた。後世に編纂された『論語』との異同を多く含む当時の文字で読むと、何が見えるのか。能楽師の著者が、膨大な文字史料と、自身の稽古で得た身体感覚を手がかりに孔子に向き合ったとき、現れたのは「心(自由意思)」という新しい概念で、「命(運命/宿命)」に挑む人間の姿だった。これが、世界初のこころのマニュアル=論語の真の世界。

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